maple3.2におけるインストール作業
さて、先日maple3.2.0b1がリリースされました。
このバージョンより、インストール方法が変更されましたので、説明しておきます。
インストール作業
maple3.2よりmapleのコアファイルだけが分離されるようになりましたので、
インストール方法ならびにディレクトリ管理方法が変化しています。
ユーザが書く実装部分と、mapleの基本(コア)部分が完全分離したので、
ソース管理がわかりやすくなりました。
PEARコマンドでインストールをおこなうので、
PEARがインストールされていることが必須です。
通常は,デフォルトでインストールされます。
下記コマンドを実行します。
$ pear install http://kunit.jp/download/Maple-3.2.0b1.tgz
これで自動的にmapleがインストールされます。
この後は、Smartyを使うこと前提で書きます。。。
Smartyをインストールします。
Smartyサイトより最新版のSmartyを取得します。
最新版のSmartyを、ユーザディレクトリとかに展開します。
/home/foo/libs/Smarty-2.6.14 に展開
Smartyのlibsディレクトリに include_pathをとおせば設定完了です。
個人的には、.htaccessに書くので、下記内容で設定しています。
<IfModule mod_php4.c> php_value include_path .:/usr/local/lib/php:/home/foo/libs/Smarty-2.6.14/libs </IfModule>
これでインストールは完了です。
3.1系からのバージョンアップの注意点としては、
基本的にデフォルト設定で問題はないと思います。
- エントリポイントのdefineが2個なくなりました。
define('ACTION_KEY', 'action'); define('CONFIG_FILE', 'maple.ini');
上記2個のdefineが設定ファイル上に書かれるようになったので、エントリポイントで定義をしているとおこられます。
ディレクトリ構成が見直され、コアと実装部分が分離されたのは、便利ですので、
このバージョンをメインに開発されることをオススメします。